じゃがり狂の日記

孤男が日々のあれこれや時事ネタを垂れ流すブログ。 オタなので漫画やアニメ、ゲーム、最近は自己満足アウトプット用のコミュニケーション技術関連のことも書きます。

カテゴリ: 特撮・ドラマ・海外ドラマ

こんばんわ、じゃがり狂です。
就活に向け色々活動してますが、膝がなかなか治りません。
というか悪化してるかも?一回診てもらおうと思います。
ほんとままならないですわ…。

今日はさっさと本題に移って、2週間の間にウォーキングデッドのシーズン6と7を一挙見ました。
dアニメストアと同系列のdテレビですね。あそこは海外ドラマも最新話見れますのでかなりお得。
よく見る人ならツタヤとかで借りるよりお得じゃないかと。

さて、まずはシーズン6ですが、新しい拠点になったアレクサンドリアでのリック達の立ち振る舞いがメインでしたね。前半部はどのようにアレクサンドリアで主導権を握り、リーダーとして認めてもらうか、といった感じ。
アレクサンドリアの住人はあの世界において数少ない恵まれた存在なので極限状態での生存活動や戦いができない。
そういった彼らをリック達がいかに導いていくかでした。
そして後半はそれにひと段落がつき、ある人物との出会いで別の拠点との交流が生まれ…といった感じ。このあたりはウォーキングデッドにおいてだいぶ平和的だったので安心して見てましたが、最終話あたりで不穏なものを感じ、そして…といった具合です。

そしてシーズン7。新たに現れた敵、ニーガンとの駆け引きですね。
このニーガン、今までリック達の障害として立ちはだかった敵の誰よりも強大かつ凶悪な男です。
今までの敵は過酷な環境下で頭のネジが外れ、思考が極端に偏ってしまったようなどこか哀れな面がありました。しかしこのニーガンはほぼ平常状態でヤバイ。
悪意や害意を理性でコントロールして行えるし、精神的に壊れてる様子もなくユーモアがある。
今まで登場したシェーンや総督、人食い集落のリーダー、病院の院長などとはその点で明らかに違います。彼らは潜在的に悪だったかもしれませんが、普通の日常においては善を行なえてたかもしれない描写もあった。
ただニーガンは明らかに違う。彼は自分の欲望のまま行動し、他者を恐怖でコントロールする。
シーズン6の最終話に登場し、シーズン7ではほぼ全話に渡って彼の独壇場に近かった感じですね。


久しぶりにウォーキングデッドという作品に触れてみた感想としては、やっぱりこれは面白い。
ゾンビ映画にありがちな終末世界で行き着いた先の投げっぱなしエンドにはせず、人間をメインにドラマをどこまでも繰り広げる。
登場して仲間になるキャラには何かしらのドラマがあり、キャラ同士の交流が生まれる。
とくにいくつものシーズンを生き残ったキャラに対しては愛着が生まれるため、その死が本当に悲しく思える。

ゾンビ作品をじっくり味わいたいという人にはかなりおすすめできる作品ですね。



こんにちわ、じゃがり狂です。
昨日見終わったゲームオブスローンズの熱がまだ収まらないので、記事にすることにしました。
昨日はあれから他の人の感想読み漁ったりしてしまったので、これを書いて一区切りつけたいという意図です。

タイトルの通りネタバレですので、まだ見てない人は読まないほうが身のためです。



























さて、シーズン6ではいろいろあったわけですが、私が気になったシーン、印象に残ったシーンについて語っていきましょう。

ジョンの復活
前シーズンでナイトウォッチの中のアリザー派に謀られて滅多刺しにされ、死んだかと思いきやシーズン6で赤の魔女の手により復活、というまさかの展開。この作品では大体の人は奇跡の復活、みたいなのはなく、メインキャラだろうと死ぬので、これは正直予想外でした。
ただ復活という奇跡を成し遂げたジョンですが、当人の英気はむしろ下がってしまったという印象があります。ナイトウォッチ、それも自分が目をかけていた少年にも裏切られ、けじめのため彼をも処刑しなければならなくなった。それを考えると当然と言えば当然ですが。

ホーダーの名前の由来
ブランの過去への遡行の中で登場した若き日のホーダー。全然普通の健常者としての彼がなぜ現在のようになったのか。
それはブランが過去にいる中でホーダーに呼びかけ、憑依してしまったから。過去を見るだけでなく、影響すら与えることができるブランの憑依は思った以上に恐ろしいものだったということですね。
ホーダーはブランのせいで言語と成熟するはずの自我を失い、退行したままの精神でありながらもブランを守り続けた。そして最後はホーダーという名前の意味の通りの行動、つまり扉を閉じてホワイトウォーカーを足止めする任を全うし、恐らくは死んだ。
ただの美談で片付けるにはあまりに残酷な話です。

サーセイによる大聖堂の爆破
 雀聖下によって権威が増大した七神教により裁判を受けなければならないはずのサーセイは、王都に留まり、大聖堂地下に大量のワイルドファイアをセットし、雀聖下、タイレル家、敵対的だった学匠、王妃マージェリーと、自分にとって障害だった相手を全て吹っ飛ばした悪魔的な所業。
 マージェリーだけが直前になって事の重大さに気がつき、直感で大聖堂から逃げるよう呼びかけるも、事態を呑み込めてない雀聖下は裁判の途中であるとして避難を滞らせてしまい、結果として誰一人助からず。
 雀聖下は信仰を矛として王都の権力者を切り崩す手際は見事でしたが、理屈を伴わない直接的な害意には無力だった、というわけですね。彼は人を罰する手管は見事でしたが、その根底にあるのは神への信仰、秩序なのでこうした人の悪意、屈折を読み切れない。
 対してマージェリーは幾度となくサーセイと衝突し、祖母であるオレナの背を見て育ち、彼女自身も権謀術数が入り乱れる王都で台頭してきた実力者であるがゆえに直感で事態の深刻さに気がついた。ただ気づいたときにはすでに詰みの段階だったわけですが。
 恐ろしきはサーセイですね。裁判の場で大勢から責め立てられるという逆境を、自分にとって邪魔な存在が一か所に集まるという好機として見た。ただそれを実行するのは真っ当の人間には不可能。なぜなら大勢の人を殺すだけでなく、道理からも外れているわけですから。
 敵対者はすべて消せばいい、快楽こそが自分の生きがいである、等の思考を素直に受け入れ、玉座に座ったサーセイはまさに狂王に匹敵する悪意の化身なんじゃないかと思います。


トメンの自殺
 大聖堂が母親によって爆破されたことにより、信じようと思った相手である雀聖下、妃であるマージェリー、そのほか特に罪も冒してない大勢の人が死ぬのを目の当たりにし、絶望して投身自殺してしまったトメン。
 彼の心境を考えると自然、としかいいようがないんですよね。王冠を頭からとり、なんの躊躇もない足取りで窓から身を投げたシーンは彼の心境のすべてを物語っているように思えました。
 彼自身は弱さはあれど善良で、素直だった。国を良い方向に導こう、良い王になろうという意志は確かにあったんですよ。
 そこを雀聖下につけ込まれた、というよりそういう性質だったから雀聖下の理念に共感してしまったわけですが。
 それも、よりにもよって母親の手によって、外道の手段を持って粉砕された。サーセイが壊したのは息子の心でもあったわけですね。
 トメンにとって信じてきたもの、愛したものがなくなり、それを成したのが母親であるという事実は受け止めるには大きすぎた。
 優しいだけの人は生きていけない、ゲームオブスローンズにおける一つの現実ですね。


ジョンvsラムジー
 シーズン6における山場の一つでしたね。正直言って、戦術、戦略面で言えばラムジーの圧勝でした。人に恐怖を植えつけ服従させるのが得意なラムジーは、戦争においてもその長所をいかんなく発揮した。
 対してジョンはラムジーを過小評価し、愚直で情に厚いという性質をラムジーに利用され、軍の指揮を放棄する羽目になった。
 あのままいけばジョンは間違いなく負けていたところを、サンサがベイリッシュに救援を申し出て、谷間の騎士が騎兵をもってラムジーの軍に横やりを入れたことで形勢逆転、見事大勝利となったわけですね。
 ラムジーは対ジョン戦では申し分ない作戦を立てていましたが、それはあくまでジョンの軍のみを相手にした場合の話。敵を包囲している外から騎兵で攻められたら、大盾と長槍といういわゆるファランクス陣形は脆い。
 サンサを連れてきたベイリッシュという存在を失念してしまったラムジーは迂闊だったわけですね。

ラムジーの最期
 ジョンに一騎打ちを申し込むもボコボコにされ、椅子に縛られて犬小屋に放り込まれたラムジー。サンサは檻越しに彼と対面し、ラムジーの飼い犬をその檻の中に放つ。
 ラムジーは犬たちは自分に忠実だというも、7日間ラムジーによって食事を抜かれてた犬達は容赦なくラムジーの肉を喰らう。
 幾度となく人を犬に食わせた外道畜生であるラムジーの最期は、自分のしてきたことがそのまま返ってくるという因果応報な形だったた。。
 ラムジーが飼っていた犬達は、飼い主の性質を見事に真似ていたわけですね。恐ろしい主であったラムジーは、平時であれば逆らいようのない存在だったわけですが、檻の中、椅子に縛られたラムジーは犬たちにとってただの餌でしかなかった。
 ラムジーが犬達に教えたことは飼い主に従うことではなく、弱った相手を追い立て、食い殺すこと。だから、犬達は弱ったラムジーを主として守らず、餌として喰らった。
 これがスターク兄弟に付き従うダイアウルフ達だったら全く話が違う。彼らは兄弟たちにとっては家族も同然で、鎖で繋がずに部屋に居させ、良き友として扱った。だからダイアウルフ達もそれに応えて、スターク兄弟の危機の際には打算を抜きにして颯爽と駆けつける。
 ラムジーの犬はただの走狗、対してスターク兄弟のダイアウルフは家族、そういう位置づけですね。
 



まだまだ印象的なシーンはあったわけですが、このあたりでやめにします。シーズン6もとても面白かったので、シーズン7にも期待ですね。

こんばんわ、じゃがり狂です。
相も変わらずニート生活送ってます。
とはいえ働いていたころよりは休みを有効に利用してるかな、という感じで、本読んだり勉強してますので。
あと一か月半かしたら就活しなきゃいけないんですけどね。もう正社員になりたいっていう願望もないので、
フルタイムで働きつつ、知識を蓄えて執筆に力を注ぎたいなという感じです。


さて、本題に入りまして、ゲームオブスローンズ シーズン6を見終わりました。
まだレンタルで準新作だったのですが、お得な日に借りに行ったため1巻につき1週間105円でした。

シーズン6をもって、よくやく盤面が整ってきたかなといった感じです。今まではけっこうそれぞれバラバラの方向に動いていた感があったわけですが、ここにきてそれぞれの思惑はどうあれ、大きな戦争を見据えて準備し始めてますね。
っていっても、見据える相手はまた別々なんですけど。
ひとまずシーズン跨いで続いていた問題や因縁も大方片付いた、そんな印象でした。



キャラ別感想
前回感想してないキャラ、およびネタバレにならないキャラを挙げていきたいと思います。あとはやっぱり書きたい人贔屓でw


サンサ・スターク
今までの痛みを力にした、といった印象でしたね。シーズン4のころですでに片鱗は見せていたわけですが、ようやくそれが開花したといったところ。ラムジーの脅威を理解していたからこそ講じた策も見事でした。

アリア・スターク
やっぱりアリアはアリアだったと再確認させるシーズンだったと思います。磨き抜かれた刃のように強くなっていましたね。ただそれは母親が望んだ強さであるようには思えませんが、道を選ぶのは当人なので仕方ありません。

ヴァリス
ある人のアドバイザーについているかと思いきや、意外な相手と接触を図り始めましたね。ベイリッシュに近い性質のキャラですが、ベイリッシュが自己を中心に据えてるのと比べて、ヴァリスは社会の安定を見据えている。そこがこの作品の中で救いとなっていた部分がありましたが、これからどうなるのか、気になります。

雀聖下
王都で急速に力をつけた七神教の指導者。決して買収されず、武力を背景にした脅しにも冷や汗を流さず受け流す気質を持った生粋の宗教家。彼のやり方は暴走した宗教らしいこじつけが酷かったですが、その根底にあったのは神への忠誠、および神が定めた良き行いに対する誓いだったと思います。方向性はどうあれ、あの世界の混沌とした状態を宗教で変えようとし、民衆に寄り添おうとした姿勢は、作中で登場する悪人とは一線を画していました。

マージェリー・タイレル
シーズン5から七神教に捉えられ、教会に幽閉されていた王妃。その中にあっても彼女らしい強かさで芯を曲げず、ある人の企みにもいち早く気付いた、この作品の中でもなかなかの知恵者だと思います。

ラムジー・ボルトン
相変わらずのど外道wただ彼はやっぱり、用兵が巧みだと思います。恐怖の扱いが上手いことはすなわち、戦争も上手い。相手がされたくないことを瞬間的に見極め、実行に移せるわけですから。

ヤーラ・グレイジョイ
 シオンの姉で、ブライエニーに並びかねない女傑ですね。この人はほんとおっぱいのついたイケメンという肩書きがブライエニー以上に似合うと思います。なんだかんだでシオンを見捨てなかったり、でもきっちり厳しかったりで凄みを感じさせますね。

サーセイ・ラニスター
 ついにやったな、と色々な意味で思ってしまうキャラ。ほんとある意味で大活躍でした。個人的にはかなり好感度が上がりました。嫌いだったんですけど、あそこまでの覚悟と実行力を見せられたら文句も出ませんね。人としてどうよって感じはありますが。

ダヴォス
 密輸業者からスタニスの右腕として召し上げられた人ですね。この人はこの作品においてもとても情に厚い男だと思います。元の身分や辿ってきた道のおかげで人を無碍に扱わない。まだまだ生きててくれそうなキャラ、というか生きててくれたらなぁって。このドラマじゃほんとあっさりキャラが死んじゃいますので。

ブランドン・スターク
 半身不随になりながらも壁のさらに北をめざし、3つ目の鴉(だったかな)のもとへと辿りつき、シーズン5では出番がなかった子。シーズン1のころは子供だったわけですが、すっかり声変わりしてましたね。今シーズンではその現3つ目の鴉の力を借りて過去の光景をみたりしてました。そしてあるとんでもない、というか惨いこともしてしまったなと個人的に思います。

ホーダー
 いわゆる知恵遅れでホーダーとしか話せないからホーダーと呼ばれていた巨漢の男。ブランドンを背負ってともに旅をしてくれた仲間です。彼のホーダーという名前の意味が今回明かされました。……なんというか、悲しくてたまらなかったですね。

ハウンド
 1シーズン跨いでの再登場。元気な姿を見せてくれてよかったです。彼も個人的には好きなキャラです。残忍に見せているけど人並みの情や恩義、優しさを持ち合わせてる人ですから。



といったところですね。シーズン7が7月の何日かに配信されるそうですが、まぁレンタルまで待とうかな、といった感じです。



こんばんは、じゃがり狂です。
相も変わらずニート生活を送っています。
働いていたころと比べて気は楽、だけどずっとこうしてもいられないだろうなというのもあるので一時的なものですね。
色々と訛ってしまわないように日の3分の1くらいは自分磨きに使ってます。


さて、今日はさっさと本題に入りましょう。

ゲームオブスローン シーズン5、今日とりあえず全部見終わりました。
最後は思わず唖然、ですね。え、この人死んでいいの?って感じで。

なんというか、この作品は複数主人公の作品のように見えて、実はその他にもメインになりうるキャラがいるわけです。
なので主人公っぽいなぁと思われたキャラも思わぬ最期を遂げてしまったり。
しかもタチが悪いのは、見てて胸がむかむかするような悪党ほどしぶといということ。
あるいはあの世界は勧善懲悪というより、単純に生き残る努力をした者ほど強いということかも。
そういう意味で作中に登場する悪党はしぶとく、しかしあまりに情に欠けると思わぬ落とし穴にはまって、強いと思われたキャラもあっさり死んでしまう。

ほんと過酷な世界だなぁと思います。メインであろうと視聴者側からみてまずい判断をし続けたキャラは容赦なく死にますから。

シーズン5では思わぬキャラ同士が合流したり、新勢力が興って凄まじい権威を得たりと忙しかったように思います。
誰とは言いませんが勇気も知性もないくせに残虐で地位だけはあったぼっちゃんが死んだおかげでほんとに話が面白くなった、という感じですね。
そして死を遂げたメインキャラが2人、片方はまぁ、ここまで悪手を取り続けりゃそりゃねという納得の終わりでしたが、もう一人のほうはほんとに唖然とするほかない。




キャラ別の感想を行きましょう。

ジョン・スノウ
ナイトウォッチの長となり、スタニスからも一目置かれて誘われたりとやっと陽の目を見始めてきた感じでしたね。ただ、野人に対して慈悲、というよりそれより強大な敵であるホワイトウォーカーの性質上受け入れるほかなかったわけですが、そのために仲間から白い目で見られるようになってしまったキャラ。
色々と厄ネタを抱え過ぎだなぁと思いました。

アリア・スターク
誰でもない、いわゆる特定の個を持たない暗殺集団に入って下積みをしてました。ただ、アリア自身は仇敵に対する憎しみが捨てきれないためその点で躓いていた感じですね。傍から見てて、そんなヤバイところよく入ろうと思ったな、という感じです。どう考えても殺す力を与えてくれるような都合の良いものじゃないと感じられましたので。


ティリオン・ラニスター
シーズン4である人を殺してしまったがため国を出ていった彼。彼が合流した人物は本当に意外で、しかしだからこそ期待もできる相手でした。持前の話術と知識、頭の回転でこれからも活躍してくれるだろうなぁと思います。というかティリオンまでいなくなってしまったらこの作品の楽しみが一気に減ってしまいます。



サンサ・スターク
不幸は続く……としか言いようのない可哀想な子。下衆だけどまぁ大事にしてくれそうなあるお人の傍にいたと思ったら、思わぬ相手と結婚させられまた不幸に。それでも初期の泣いてるだけの頃と比べたらだいぶ肝っ玉は据わってきたかなぁという印象でした。


ジェイミー・ラニスター
利き腕を失いながらもまだ騎士としての矜持を捨て切れてない印象の人。ジェイミーの場合は加えてキングスレイヤーという不名誉な蔑称もあるため将としては致命的なんだろうなぁと思います。ただあの世界においてはまだ人格的にはマシだと思えるので死んで欲しくないなぁと思います。正直危ない感じもしますが。


ラムジー・スノウ
スタークを裏切ったボルトン家の落とし子で凄まじいほどの畜生、今回でその畜生っぷりが父親譲りだと発覚したという笑えるくらいの悪党。ただ彼はジョフリーと比べればさほど不快ではないかなぁという感じです。彼の悪行は実利ないし人心の支配の上手さが光る感じで、さらに戦上手なのもあって感心してしまうくらいですし。まだまだ出番が期待できるキャラかなと思います。


サーセイ・ラニスター
思わぬ拾いものをしたわと思って喜んで都合よく使ってたらそれが実は自分の身にも襲い掛かるとんでもない劇物だったという感じで痛い目みた人。まぁ正直、予想はついたというか、そりゃそうだと納得してしまう感じでした。人民の不満、富裕層ないし国家への憎悪が高まってる王都で純粋な宗教を復活させようとしたら、そりゃ危ない目に遭うのはあんたも同じだよねって。
ただ酷い目に遭ってる彼女を見ると溜飲が下がる思いでした。


トメン・ラニスター
新しく王様になったサーセイの息子。ただ若すぎるのと優しい、というより軟弱とも言える感じでとにかく頼りない。王都の脆さの象徴みたいな、ある意味で可哀想な子でしたね。彼自身はとても純粋ないい子ちゃんなので。ただ強かさと時には非情さもないと王様は務まらない、あんな容赦ない世界に遭っては尚更。


デナーリス・ターガリエン
古代国家を掌中に収めたはいいものの、元々は奴隷を支配していた親方らと、奴隷らの両者の扱いにとても困ってる印象だった彼女。ああいう何百年と続く風習と、それに慣れてしまった民衆に新しい概念を与えようとしても上手くいかないのはある意味当然。
そして公正さを重んじようとしたら、救おうとした奴隷層からも恨まれる結果に。奴隷や貧困層っていうのは見るからに可哀想なんですけど、同時に言ってしまえばバカでもありますからね。論理ではなく単純な事実でもって物事を判断するので扱いを間違ったらこれまた大変な目に遭います。現実世界でも第3世界という、いわゆる発展途上国でかつ貧困や内戦が絶えない地方などは、国連やアメリカが介入しても、先進国の流儀が通じないということが多々あるようですし。


スタニス・バラシオン
一応はホワイトウォーカーという国家の危機を見据えているお人だったわけですが、如何わしい魔術師の進言をアテにしすぎ、それゆえに無茶を通し過ぎとみてて冷や冷やさせられた挙句、ある一線を越えてしまったなぁという感じでした。あんなことをしてしまったら人心が離れるのは道理ですし、やってはいけないことだったと思います。色々と見どころがあるキャラだったと思いますが、黒魔術じみた術を使う魔術師が唱える教えに啓蒙しすぎた結果、正道から外れてしまっているのがやはり致命的だったと。


とまぁ大体こんなところでしょうか。他にもキャラはいっぱいいるわけですが、全員を書いてたらすんごい長くなるので気になったキャラだけ。


シーズン6ももうレンタルにはあるのですがまだ準新作でレンタル料金が高いのが難点。でもだいぶ気になってるし、ニートだし借りようかなぁと考えてます。この作品は目を覆いたくなるシーンが多いわけですが、それでもとてもよくできてます。


こんばんわ、じゃがり狂です。
最近になって職場の状況ががらりと変わりつつあり、仕事が増え責任が重くなりそうな予感がピリピリです。
正直胃が痛くなる感じですが、まぁ逃げずに頑張れたらいいなぁと思います。


今日はまた、海外ドラマの感想を書いていきます。

ゲーム・オブ・スローンという海外ドラマで、現在シーズン5までやってるらしい作品です。
私は旧作レンタルでシーズン3までしか見てないのですが、まぁ面白いです。

世界観はややファンタジーが入った中世ヨーロッパくらいの文明社会で、主題は暴力と謀略、といったところでしょうか。
とにかくグロ描写とエロ描写に力が入っていて、凄惨なシーンはほんとに目を覆いたくなるレベルです。

あと悪人が作中でかなり蔓延っていて、主要人物に親切にしてくれる善人ほど早死してしまう世知辛い展開が多いですw

まぁ現実社会でもそうですが、実利を見据えて金や権力、コネを使う人間ほど強い。
逆に信義や人情のみで突き進む人はそういった相手に絡め取られて上へは行けない。

何事もバランスというか、清濁を併せ呑んでなお正道を進める人間、これこそが世に言う英雄かなとこの作品を見て思いました。


気になった、もしくは思うところのあるキャラをさらっと紹介していきます。

まずはなんといっても、ティリオン・ラニスター。
極端な矮躯でいわゆる奇形児。初めて出てきたときは厭味な役なんだろうなぁと思ったんですが、回を進むごとにこの作品の中でも屈指のキャラだとわかる、そんなキャラです。
先に紹介した英雄に近づきつつあると言っても過言ではない、この作品において主役の一人と言っていいくらいのキャラですね。


次にロブ・スターク。
エダート・スタークの長男で、ラニスター家と本格的に争うことになった人物。彼は正直あまり好きではありませんが、思うところはありますね。
まだ若くあまり戦争を経験してないせいか見通しが甘く、脇に逸れすぎな感じ。戦争の序盤は良かったんですが、ある女性との出会いからそれが表に表れます。
国力を消耗させて、格上の相手にあの紆余曲折っぷりは傍から見てもまずい。まぁ経験が少ない中で難しすぎる戦争をおっ始めてしまったのが彼の災難でしょう。

続いてタイウィン・ラニスター。
作中でメインとなっているラニスター家の頭首でティリオンやジェイミー、サーセイの父。彼こそがラニスターといっても過言ではないくらいに家を重んじ、家の繁栄ならば我が子を不幸にしても構わないとすら思ってる恐ろしい人物。
もちろんただ非情なだけではなくそれなりに振る舞いに気をつけてはいて、だからこそ隙が見つからず恐ろしいとすら言える。
戦争となると冷静に盤面を眺め、有効打を見つけたらそれがどんな凄惨なやり方でも躊躇わずに打つ。
この作品の中では残虐なキャラ、力に長けるキャラが数多くいますが、総合力で言うと断トツでこの人がトップでしょう。


最後にヴァリス。
王宮において間諜を数多く放ち、謀略を発揮する密告者の長で宦官。その肩書きとは裏腹に割と慈悲深く思慮深い。
スタート地点が地獄でありそこから這い上がったところからみてもかなり出来る人。
彼が重きを置いているのは権力者の側につくことではなく、国の利に繋がる選択を取ること。
彼がそう定めている間は恐らく味方でいてくれるけれど、道を外した場合はそれとなく距離を置きその人物を失墜させる。そんな人ですね。、



大体この4名ですかね。かなり腹が立つキャラとしてはサーセイ、ジョフリーのツートップくらいでしょうか。
この二人に関してはどんな可哀想エピソードがあってもそれを楯に他人を踏みにじる連中でもあると認識してるので正直ほんとに嫌い。

逆に悪人に見えて実はいい人っぽいハウンドとか、名前は忘れたけどアリア・スタークを助けてくれたナイト・ウォッチの人とかは好きな部類です。
善人ではないけど弱い相手や虐げられている相手に慈悲を示すキャラとかはけっこういい味を感じます。




こういう中世ヨーロッパ系作品をじっくりみたいならこの作品はオススメです。映画だとカットされがちなシーンも綿密にやってくれるのでとても面白い。




ただ、ホモセックスシーンまでやられるのは正直かなりきついですがw

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