こんばんは、じゃがり狂です。
最近、雑談からいきなり宗教の話になって少し引く、という出来事がありました。
でもまぁ、ネガティブに思考が行きやすいので、宗教という集団が信じてる思想・理念に浸かって自信を得る、というのもありかなぁと思ったり。
素の自分で渡ってくには今の世の中は少しつらいです。


話は本題に移りまして、グリム シーズン4を先日視聴し終えました。
この章ではかなり話が進み、尚且つキャラの関係性も大きく変わったと思います。

ややネタバレを含みますので、良いという人はスクロールダウンをお願いします。























まぁいろいろ衝撃なシーズンでした。とくにジュリエット関連がすべて。
衝撃的だったシーントップ3を上げたとして、すべてジュリエットが中核にいるくらいですし。

でも、シーズン3までであれだけニックとジュリエットの離れそうで再び結びつく強い愛、みたいなのを強調しておいて、それをぶち壊すのはすげぇな……と絶句です。
色々考えたらまぁあの決裂も当然、必然なんですが、だからといって物語としてやるとなると相当大胆ですね。


ひとまずキャラごとの感想をば。


ニック
 グリムの主人公。刑事としてベッセンが引き起こす事件を調査しがてら、自分の周りで起きてるゴタゴタにも対処するという超絶忙しい印象の人です。休ませたげて!と言いたくなるくらいの過密スケジュール。シーズン4では因縁の相手アダリンドとまさか子供が出来てたorジュリエットがヘクセンビーストになって敵側に行ってしまったと散々だった感じです。
 ニックに関して思うのは、善人だし良い男なんですが、自分ができることで見知らぬ誰かも守ろうという正義漢っぽさが結果的に彼が守りたい人を守れてない、という感じですね。刑事という仕事についてる以上避けて通れない道ですが、大切な人のために悪になることはできない、そういうキャラだなと。



ジュリエット
 ニックの恋人から一転、ニックの不倶戴天の敵へ。シーズン4でもっとも変化があったキャラで、個人的に一番同情したいキャラでもあります。たぶん、ニックという正義の味方の恋人としてはあまりに普通の女性だったからこそ、自身に大きすぎる害が及んだことで壊れてしまった、という感じに思えます。悪に染まり切れず、それでもニックの母親殺しの一端を担った罪が大きすぎて耐えきれず暴走した挙句の結末を考えると本当に哀れ。



アダリンド
 グリム界で1,2を争うトラブルメーカー。シーズン3までは何かと彼女が発端となって嵐が起きてた印象がありますが、シーズン4の最後あたりではジュリエッタと立場が逆転、ニックに守られるヒロインへ。今まで彼女がやってきたこと、とくにジュリエット悪堕ちの原因と考えると正直うーんなんですが、アダリンド自身、外道と呼ぶには色々詰めや考えが甘かったりだったのでそこを考慮すればあの変化もまぁ悪くはない、のかなと。




ハンク
 ニックの刑事相棒。グリムでもベッセンでもない普通の刑事。特殊な知識、技能はないけど刑事でありニックの相棒としての安定感、頼り甲斐はあったキャラですね。彼がベッセンについて未知のままであったならニックはより孤独な戦いをしなければならなかったことを考えると存在としてとても大きい。




モンロー
 ニックのグリム側の最初の相棒。ベッセンの中で、グリムであるニックと一番親しいキャラです。登場初期はどこか偏屈だった男ですが、ロザリーと結ばれてからはフラットな感じになった印象。シーズン4では危うく死にかける、グリムと近しいベッセンということで何かと狙われやすいとけっこう危うい綱渡りをしてるキャラでもあります。正直いつ死ぬかとヒヤヒヤするキャラだったり。



ロザリー
 ニックチームのアイテム・調合係。ベッセン向けの薬学に詳しく、その知識はヘクセンビーストのものと合わせれば未だ未知の薬をも作れるくらい頼れるキャラです。芯の強さ、ここぞというときの頼り甲斐は作中の中でもトップクラスでしょう。


ショーン
 ニックの上司の警部。グリムの舞台、ポートランドのグリム界の権力者と言えるキャラで、ニックが刑事でありグリムとして捜査できるのは彼の権力下にいるから。ただ、そのキャラとしての力が強すぎるぶん、彼自身に苦難が襲い掛かったり、情けない姿がけっこうあったりで安定感はあまりないような感じ。あとニック達と違って必要とあらば悪もこなし、欲も人一倍あるため信用していいのか判断しかねるキャラです。



トラブル
 シーズン3から参入した女グリム。シーズン4ではグリムの力を失ったニックの代わりに目として動いたりしてました。若く未熟そうなグリムなので安定感がないと思いきや、要所で大きく活躍するエースじみたキャラです。一度退場し、物語後半で不穏な空気が漂い始めたころに助っ人として舞い戻ってくるカッコよさ。ヘクセンビーストの中でも強大な力を手に入れ悪に染まったジュリエットを奇襲で行動不能にしたりとわりと活躍が目立ってます。



ケネス

 王家キャラの新キャラ。たびたび登場する王家キャラの中でもかなり危険性を感じさせたキャラ。ジュリエットの闇堕ちに手を貸し、ニックの母ケリーを殺害、王家が狙っていた子供を手中に収める等、かなりできる男だった印象があります。王家の王?とかいうお爺ちゃんが焦点外した責任問題でケネスに単独行動をさせずジュリエットと行動を共にしてたらもっと猛威を振るっていただろうことを思うと、やっぱり怖い。





ひとまずキャラとしてはこんなところですかね。
シーズン5では王家との戦いから、ベッセンの権利拡大、ベッセンによる世界統治をもくろむテロ集団との戦いに移ってます。