こんばんわ、じゃがり狂です。
ブラジルの食肉加工場で基準に満たない、サルモネラ菌とか検出されたりな鶏肉を使ってたって事件ありましたね、
うちもそれでややてんやわんやです。
というか、高めのレトルトカレーもそのブラジル鶏肉が使われてたっていうんだからびっくり、そんなに値が張るなら国産の使えやとw

しかしまぁ、輸入品ってこういうところが怖いんだなぁと改めて実感ですね。どうせ自分じゃなく余所の国の人間が食べるんだから、で適当やるようになったらこういう大事になるわけですよ。
常に意識はしっかり持って、ルール通りにってやつですね。





さて、本題に移らせてもらって、今日は、

Re:ゼロから始める異世界生活(アニメ)、の感想を書きたいと思います。
このアニメはライトノベル原作で、去年の4月から9月まで、2クール分放送されたアニメです。
当時はけっこう人気があったアニメでしたね。それを今感想書くのかって話ですが、まぁ気分ですw

このアニメの概要を説明すると、

主人公ナツキスバルは深夜のコンビニ行った帰り、突然変な感覚に襲われ、気づいたら異国の地にいた。
そこは日本とは似ても似つかぬ街並み、人、果ては見たこともない生物や亜人などがいる世界。
異世界転生を果たしたとスバルは喜ぶが、どうやらテンプレ通りには特別な力に目覚めていないと気づく。
それからチンピラに襲われそうになるところを銀髪のハーフエルフの少女に助けられ、スバルはそんな少女の在り方に惹かれ、
大事なものを盗まれて困っている少女を手伝うことに、少女は自分をサテラと名乗った。
そして遠回りしながらも、夜になるころにはなんとかその盗人の根城とされるスラム街の盗品を扱う店に辿りつく。
スバルがまず自分から入るとサテラに提案し先行して店に入ると、そこには無残に急所を切り裂かれた大男の死体があった。
突然の殺害現場にスバルが絶句していると、その下手人と思われる人物から奇襲を受けあえなく致命傷を受ける。
その後、のちにスバルの悲鳴を聞いて店に入ってきたサテラもその凶刃にかかり倒れるのを目にしながらスバルは息絶えた。

が、次の瞬間、スバルは昼間出会った果物店の親父と対面することに。時間は日中、それでいて目の前の親父とは先ほども同じやり取りをした気がする。
しかしスバルは状況を呑み込めず、路地裏に入る。するとまたチンピラに絡まれる。相手にしていられないとそっけない態度をとるスバルだったがそれに逆上したチンピラが持っていたナイフに刺され、また死亡。

そしてまたしても果物店の親父が目の前に。スバルは一層動揺し、人ごみの中を駆ける。そしてこの世界で唯一親しくなった相手、サテラを見つけ、彼女の名を大声で叫んだ。

が、呼び止められたサテラはスバルを睨みつける。自分がハーフエルフだからといって、嫉妬の魔女の名で呼ぶのは悪ふざけが過ぎると。

そこでようやくスバルは悟る。自分は異世界の地にて、死に戻りする体質を得てしまったと。




大体こんな感じですね、というか1話の内容そのまんまですw
ここまで視聴者に見せるために1話45分で放送されました。

この作品の肝はなんといっても、非力な主人公が自分よりはるかに強い敵や、難しい局面を知恵や粘りや携帯電話を用いて乗り超えていくところでしょうか。
死に戻りにはセーブポイントがあるらしく、一つの難局を乗り切ったら次の難局で死んだとしても、前の難局を乗り切った直後に死に戻りポイントが上書きされるという方式です。
じゃないときつすぎるだろって話でもありますね。

あといくら死に戻りができるにしたって、基本的に現代人で、身体は貧弱、魔法が使えなければ剣の腕もないわけですからどうしようもないなぁって感じですね。スバルは一応ひきこもりでありながら筋トレをしていたようで常人よりちょい上くらいには体力や身体能力があったみたいですが。

そしてスバルの長所であり短所でもある、初対面の相手や知り合い程度の相手に対する馴れ馴れしさ、これが良い方にも悪い方にも左右するので見ててイラっときたり、でも関心する面でもあったりといった感じです。
ただ当人もあからさまに自分を怪しんでたり前の死に戻りで自分を殺した相手に対してそれをやるのはけっこう疲れるみたいです。まぁ人として当然ですね。

あと話が進むと、わりと醜態を見せてくれます。詳しく話すとネタバレになるのでざっくり言うと、高慢になってしまうわけですね。
死に戻りで何度も知人の死をみて、自分が幾度かの死に戻りの後で乗り越えたことで変な自信がついてしまうわけです。
見知らぬ土地、無知で無力な自分、何度も死に戻りして精神的にすり減ってる、等々でストレスを感じているのもあっての暴走じゃないかなと私は見ています。

けっこうそういうスバルに対してきつい意見が飛び交ったりもしたんですが、まぁ物語の主役としては醜いっちゃ醜いけど、
こういう異世界漂流系となると私は自分と比較してみたりもするので、それと比べたらよくやってるよなぁと思ったり。

ぶっちゃけ、1回死んだだけでもうその死の原因と思われる人物には近寄りたくないですもん。
死に戻ることで人の思考や行動パターン、イベントのタイムテーブル等を覚えるってありますが、
そもそも死ぬこと自体めっちゃ痛いですからね。
そんな痛い感覚を何度も味わうなんて、それを当然とするなんてもう人としてヤバい域に入っちゃうのは目に見えてます。

それらを加味すると、かなり鬱陶しいとはいえ逃げずに立ち向かおうとするスバルもまた主人公の器だよなぁと。




異世界転生という小説になろうあたりでは氾濫気味なジャンルの話ですが、この作品はその中にあってかなり異色なようですので試しに見てみるといいかもしれません。